やめた方がいいドッグフード|見分け方と安全な選び方とは!

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やめた方がいいドッグフード|見分け方と安全な選び方とは!

愛犬の健康を第一に考える飼い主さんなら、毎日のごはんである「ドッグフード」の質にはとことんこだわりたいはずです。

しかし、市場には非常に多くのドッグフードがあり、中には“やめた方がいいドッグフード”と断言できるような商品も存在します。原材料や製造過程に問題のあるものを与え続けてしまうと、アレルギーや肥満、さらには深刻な病気につながる恐れもあります。

この記事では、そんな「やめた方がいいドッグフード」の見分け方と、どんなフードを選べば愛犬が健康に過ごせるのかを詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • 犬にとってやめた方がいいドッグフードの特徴が明確にわかる
  • ドッグフードに含まれる避けるべき原材料や添加物の実例を知ることができる
  • 市販されているフードの中から選んではいけない商品を見分けるコツがつかめる
  • 愛犬の健康を守るために本当に選ぶべきドッグフードのポイントが理解できる

参考文献PetMD(米国獣医師監修のペット医療サイト)

やめた方がいいドッグフードの特徴とリスク

やめた方がいいドッグフードの特徴とリスク

愛犬の健康を守るうえで、日々の食事は非常に重要です。しかし市販のドッグフードの中には、健康を損なう恐れのある「やめた方がいい」商品も存在します。

本章では、避けるべきドッグフードの具体的な特徴や原材料、成分表示の見方まで詳しく解説します。具体例やチェック方法も紹介しますので、ドッグフード選びで迷った際の参考にしてください。

粗悪な原材料が使われているフードは避けよう

粗悪なドッグフードには、コスト削減のために質の低い動物性原料や副産物が使われています。「何の肉かわからない」表記や「~ミール」など、正体があいまいな成分には注意が必要です。

避けるべき粗悪な原材料一覧(例)

表記内容例
ミートミール肉の粉末。部位が不明で混合されている場合が多い
家禽副産物粉骨・内臓・羽根・くちばしなどの残り物
動物性脂肪出所が不明な油脂。酸化リスクも高い
肉副産物人間向けには不適な部分を使用
加工副産物工場残渣などを再加工したもの
魚粉鮮度や出所が不明な魚の粉末
動物性たんぱく質種類不明。何由来か不明なことが多い
肉エキス味付け強化用で栄養的な意味は薄い
肉骨粉骨や内臓などの粉砕品。過去に問題例あり
ミール系全般~ミール表記は原料不明のものが多い

害のある添加物や保存料が使用されるフードは危険

見た目や保存性を高めるために、大量の人工添加物を使用しているフードも要注意です。アレルギーや皮膚トラブル、肝臓・腎臓へのダメージにつながる可能性があります。

避けたい添加物・保存料(例)

添加物の名称問題点
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)発がん性の指摘がある酸化防止剤
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)BHAと同様に発がん性の懸念がある
エトキシキン家畜用の酸化防止剤。発がん性のリスクあり
ソルビン酸カリウム保存料。過剰摂取で粘膜障害やアレルギーの可能性
亜硝酸ナトリウム発色剤。毒性物質と反応して発がん性物質を生成する恐れ
プロピレングリコール腸内環境の悪化やアレルギーの原因になる可能性
人工着色料(赤色●号など)食いつきを良くするが、栄養価はなく発がん性の指摘もある
人工香料香り付け目的で使用。肝臓や腎臓に負担をかける可能性
グリセリン保湿や甘味料として使用。石油由来のものは避けたい
TBHQ(第三ブチルヒドロキノン)石油由来の酸化防止剤。長期摂取で健康リスクが指摘されている
Point

無添加、もしくは天然由来成分(トコフェロール(ビタミンE、V.E)・ローズマリー抽出物)を使った保存方法のフードなどが理想です。

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穀物が主原料のドッグフードはやめた方がいい

穀物が主原料のドッグフードはやめた方がいい

ドッグフードの原材料表示は、含有量が多い順に並ぶルールがあります。つまり、「とうもろこし」「小麦」などの穀物が最初に書かれている場合、そのフードは穀物が主体となっており、動物性たんぱく源よりも多く含まれている可能性があります。これは犬の本来の食性とは異なるため、注意が必要です。

なぜ穀物主体のフードが問題なのか?

犬は雑食性に近いとはいえ、基本的には肉食寄りの動物です。そのため、主原料が穀物であるフードは、消化不良やアレルギーを引き起こすリスクが高くなるとされています。

とくに安価なドッグフードでは、以下のような理由で穀物が多く使われがちです。

  • コストが安くかさ増ししやすい
  • 製造が安定しやすい
  • 粒の形成に使いやすい(小麦グルテンなど)

穀物が主原料の例

以下は、原材料の最初に穀物が記載されている可能性があるものです。原材料表示を確認する際の参考にしてください。

原材料名に記載される穀物注意ポイント
とうもろこし(コーン)高GI値で血糖値上昇リスクあり
小麦アレルギーの原因になりやすい
白米栄養価が精白で低下している場合あり
ソルガム(モロコシ)安価な代用穀物として使われることが多い
小麦粉精製された炭水化物源、血糖値急上昇の原因に
トウモロコシ粉粉状に加工され、消化器系への負担が大きい
グルテンミールたんぱく質含有量は高いが、アレルゲンになりやすい
ライスブラン(米ぬか)栄養価はあるが、酸化リスクあり
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価格が安すぎるドッグフードには要注意

あまりに安価なドッグフードは、原材料の質や安全性が犠牲になっている可能性があります。1kgあたり300円〜500円といった価格帯のフードには、上記で紹介したような粗悪なミールや添加物が使われている傾向があります。

例:安価フードによくある特徴

  • 原材料1番目が「穀類」「とうもろこし」「小麦」
  • 肉類の表記が「ミール」「副産物」
  • 合成添加物が多い(BHA、着色料など)
  • 保存期間が異常に長い(1.8年以上)

一見お得に見えても、将来的な病気や通院費の増加につながり、結果として高くつくことになります。

生産国が中国や東南アジアの製品はリスクあり

製造コストが安い中国や東南アジア(ベトナム、タイなど)のドッグフードには、品質管理に不安が残るものがあります。過去には中国製フードで犬の大量中毒死が報じられた例もあり、輸入品は慎重に選ぶ必要があります。

参考米で中国産ドッグフードで1000匹以上死亡(NEWSポストセブン)

注意すべき原産国の製品

  • 原材料の表示が曖昧(例:「動物性油脂」など)
  • パッケージに“格安”を強調している
  • 製造メーカーの情報が極端に少ない

安心な原産国の例

  • 日本(国内製造で成分公開が明確)
  • アメリカ・カナダ(AAFCOの基準を満たす)
  • ヨーロッパ諸国(FEDIAF基準などが厳格)

ドッグフードに適さない穀物が入っているフードは避けよう

一部のドッグフードには、消化が難しい穀物や犬にとってアレルゲンになりやすい原料が含まれていることがあります。コストを抑えるために、栄養価が低く、犬の健康に不要な穀類でかさ増しされているケースも多く、アレルギーや下痢、皮膚炎の原因となることもあります。

以下に、ドッグフードに適さない主な穀物の種類と、その問題点をまとめた表をご紹介します。

避けるべき穀物とそのリスク

穀物の種類問題点・リスク
小麦(特にグルテン)アレルゲンになりやすく、消化しにくい
とうもろこし栄養価が低く、血糖値を急激に上げる可能性あり
コーングルテンミールタンパク質を補っているように見せかける安価な素材
大豆消化不良やホルモンバランスの乱れの原因になりうる
米ぬか食物繊維が多すぎて、消化器官に負担をかけることも
白米(精白米)栄養価が低く、血糖値の急上昇を招く可能性あり
小麦ふすまグルテン含有、食物繊維が多すぎて腸に負担がかかる
ソルガム(もろこし)犬にとっては消化吸収がしづらく、栄養価も低い
精製された穀類加工度が高く、ビタミンやミネラルが少ない

穀物=悪ではないが、質と種類が重要

本来、穀物自体が完全に悪いわけではありません。全粒の玄米やオートミールなどは栄養価が高く、少量であればエネルギー源として適しています。しかし、精製された穀類や、安価なフードでよく使われる小麦・とうもろこしなどの穀物は、健康リスクの方が大きいため注意が必要です。

こんな記載に注意!

  • 「穀類(小麦、トウモロコシなど)」のように、一括表示されている
  • 原材料の最初に「小麦」「トウモロコシ」がきている
  • 「コーングルテンミール」「小麦ふすま」などの加工穀物が多用されている

このような穀物の多用は、アレルギー、便の緩さ、毛艶の悪化などの症状につながりやすく、特に皮膚が弱い犬種やシニア犬にはおすすめできません。

やめた方がいいドッグフードを避けるための選び方

やめた方がいいドッグフードを避けるための選び方

「やめた方がいいドッグフード」の特徴を知っただけでは、まだ安心できません。本当に大切なのは、どんなフードなら安心して愛犬に与えられるかを知ること。ここでは、信頼できるドッグフードを見極めるポイントを具体的に解説します。食材の質や栄養バランス、製造背景まで、愛犬の健康を第一に考えた選び方をお伝えします。

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主原料が動物性タンパク質であることを確認

犬にとって最も重要な栄養素はタンパク質です。そのため、良質なドッグフードは主原料に「チキン」「ターキー」「サーモン」「ラム」など、明確に動物名が記載された肉類を使っています。

反対に、「ミートミール」「肉類」「動物性油脂」などとしか書かれていない場合は、どんな動物の肉が使われているのかわからず危険です。

Point
  • 原材料の1番目に「○○ミール」ではなく「チキン生肉」「サーモン」などが記載されているか
  • 肉副産物ではなく、ヒューマングレードの食材が使われているか

不要な添加物が入っていないかチェック

犬の体に不要で、むしろ有害になり得る添加物も避けたい要素です。保存料、着色料、香料などの人工的な化学物質は、長期的な健康リスクに繋がります。

以下に、避けるべき添加物の一部を再掲します。

添加物の名称問題点
BHA・BHT・エトキシキン発がん性が指摘されている保存料
ソルビン酸カリウム保存料、アレルギーや粘膜障害の報告あり
亜硝酸ナトリウム発色剤。発がん性物質と反応の可能性
人工香料・着色料食いつきUP目的だが健康には不要

無添加をうたうフードでも、細かくチェックしましょう。

原材料や成分が明確に記載されているか

信頼できるメーカーは、使用している原材料や成分表記に一切の曖昧さがありません。例えば「肉類」「穀類」などのまとめ表記ではなく、「チキン」「玄米」など具体的な名称で書かれていることが重要です。

また、タンパク質、脂質、灰分、繊維、水分などの基本的な栄養成分も、すべて記載されているかをチェックしてください。

低GIで消化に優しい穀物を使っているか

グレインフリー(穀物不使用)が人気ですが、必ずしも穀物すべてが悪いわけではありません。オートミール、玄米、キヌアなど、低GIでビタミン・ミネラル豊富な穀物はむしろ有益です。

避けるべき穀物と選びたい穀物の比較表をあらためて表示します。

避けたい穀物積極的に選びたい穀物
小麦、とうもろこし、大豆オートミール、玄米、大麦、あわ、キヌア

信頼できる製造元・原産国であるか

安全性を確保するためには、どこで作られたかも重要です。おすすめは、製造基準が厳しい日本・アメリカ・イギリス・カナダ・ニュージーランドなど。

一方で、中国や東南アジア製は、品質管理が甘い場合も多く、原材料のトレーサビリティに不安が残ります。

確認すべき項目

  • 製造工場の所在地
  • HACCPやISO認証などの取得状況
  • 原産国と輸入元が一致しているか

口コミ・レビューも参考にする

ドッグフードメーカーの公式情報だけでなく、実際に使っている人のリアルな口コミも参考にするとよいでしょう。以下のような項目に注目しましょう。

チェックしたい口コミ内容
  • 「毛艶が良くなった」「便の状態が安定」
  • 「アレルギーが出なかった」
  • 「食いつきがとても良い」
  • 「お腹の調子が良くなった」

ただし、企業によるやらせレビューもあるため、複数のサイトを比較することが大切です。

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やめた方がいいドッグフードを避けるための選び方まとめ

やめた方がいいドッグフードを避けるための選び方まとめ

「やめた方がいいドッグフード」を避けるために、何を基準に良いドッグフードを選べばよいかを解説しました。愛犬の健康のためには、見た目や価格に惑わされず、原材料の質・添加物の有無・製造背景など、総合的な視点でフードを選ぶことが欠かせません。

これらを踏まえれば、愛犬にとって本当に安全で美味しいご飯を選べるようになります。

選ぶべきドッグフードのチェックリスト
  • 主原料が明記された良質な動物性タンパク質
  • BHAや人工着色料などの添加物が不使用
  • 原材料・成分表示が明確
  • 良質な穀物を使用、もしくはグレインフリー
  • 日本・欧米など信頼性の高い製造元
  • 実際の口コミ・レビューで好評


 
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