
愛犬の健康を守るために、毎日のフード選びはとても重要です。数あるドッグフードの中で「ピエモンテ ドッグフード」は、比較的安価ながら安全性にこだわった商品として注目されています。
筆者はペットフードの専門家として実際にピエモンテ ドッグフード購入し、原材料や成分のバランス、犬の食いつき、安心して与えられるかどうかを徹底的に検証しました。
この記事では、ピエモンテ ドッグフードの評判を中立的にまとめつつ、メリットとデメリットを正直にレビューしています。購入を検討している方に役立つ情報をお届けします。
- ピエモンテ ドッグフードの実際の評判と口コミ
- 安価ながらも安全性が確保されているかどうか
- 原材料・成分や販売元の信頼性の評価
- 他のおすすめフードとの比較と購入時の注意点
ピエモンテ ドッグフードの評判!私のレビュー

ここでは、ピエモンテ ドッグフードを実際に購入し、与えてみた率直なレビューを紹介します。良い点だけでなく、気になった部分も含めて中立的に評価しました。
さらに、他の飼い主さんの口コミや評判も集め、実際の使用感を多角的に検証しています。
価格の手ごろさと安全性のバランス、販売元の信頼性、そしてラインナップされている3種類の特徴まで、具体的に解説します。購入前に「リアルな使用感」を知りたい方に最も役立つ情報です。
ピエモンテ ドッグフードの評判!私のレビュー

実際にピエモンテ ドッグフードを購入して与えてみました。最初に感じたのは「価格の安さ」と「原材料への最低限の配慮」です。
市販の低価格フードにありがちな人工添加物や不透明な原材料は少なく、消化への配慮が見られるのは安心できます。ただし、愛犬の食いつきに関しては「まあまあ」で、特別に食欲を刺激するタイプではありませんでした。
主原料に米を使う設計は、コストを抑えるためには理にかなっていますが、本来肉食中心の犬にとっては、十分な動物性タンパク質が確保できるのか疑問が残ります。
つまり、安価に安全性を確保したい飼い主には向いていますが、愛犬にとって十分な動物性タンパク質の摂取が可能な食事を求める方には物足りなさを感じるフードです。

私はピエモンテ ドッグフードをAmazonで購入しました。いつものAmazonの紙袋で配送されてきました。コストダウンは分かるのですが、破損等の心配があり段ボール箱の方が安心です。

開封するとこのようなデザインのパッケージでした。イタリア製のドッグフードなのに、日本語の専用パッケージで取り扱いも分かりやすく好感が持てます。

賞味期限は裏面の中央に記載があります。製造年月日から推測するとヨーロッパメーカーの一般的な製造から18か月の賞味期限となっているようです。

開封して中身を確認して行きましょう。パッケージは丈夫な厚いビニール製で、長期保存も安心できます。

パッケージの開封部分には、丈夫なダブルジッパーになっており密閉性に優れているので、他の容器に移さずに保管できます。

パッケージを開けて中身を見ると、香ばしい香りがします。犬が好みそうな匂いですね。

2~3粒、実際に私が食べてみました。

油っぽくなく、高級なイギリスやドイツ製のドッグフードの味がします。お米が主原料のドッグフードでも味わい深いですね。軽い噛み応えで食べやすいです。

ピエモンテドッグフードをティッシュに載せて30分間、変化を観察しました。余分な油の付着が無く、過剰なオイルコーティングがないのは安心です。

ピエモンテドッグフードの粒の大きさは「チキン&ライス」で、縦10ミリ・横6ミリ・厚さ5ミリの四角形。小粒で食べやすいため、小型犬から中型犬までに適しています。

それでは愛犬にピエモンテドッグフードを食べてもらいましょう。

お皿に盛って、スタートです。

勢いよく食べ始め、あっという間に完食でした。

その後、ピエモンテドッグフードを継続して与えましたが、お腹の調子も良く、体調を崩すこともありませんでした。
ピエモンテ ドッグフードの口コミ・評判

筆者のレビューだけでは偏るため、他の飼い主さんの口コミも調べました。
多く見られたのは「価格が手頃で続けやすい」という声です。経済的な負担を軽くしながらも、一定の安全基準を満たしている点は評価されています。
一方で「食いつきに個体差がある」「便がやや緩くなる犬がいる」といったマイナス意見もありました。
特に、小麦やとうもろこしを使用しない点は好意的に受け止められている一方、米主体のレシピに対して「もう少し肉が多ければ」という不満も少なくありません。
つまり、評判は概ね良好ながら「安価な割に安全」という認識に留まっており、プレミアムフードのような高評価までは届いていないのが実情です。
実際の飼い主さんの声を調べてみると、良い口コミと悪い口コミがバランスよく見つかりました。ここではリアルな意見を整理します。
- 「この価格帯で人工添加物が入っていないのは安心」
- 「ペット先進国のイタリア製で信頼できる」
- 「お腹が弱い子でも下痢をしにくくなった」
- 「米ベースなので、小麦アレルギー対応が良い」
- 「3種類から選べるので、愛犬の好みに合わせられる」
- 「肉の量が少なくて、愛犬が満足していない感じがする」
- 「食いつきは普通。特別良いわけではなかった」
- 「便が少し柔らかくなった」
- 「同じ価格帯でも、もう少し肉が多いフードを選びたい」
- 「日本ではマイナーなブランドなので、やや不安」
まとめると、「価格の安さと安全性のバランス」が評価される一方、「肉の少なさ」や「食いつきの普通さ」が物足りないと感じる声が目立ちます。
つまり評判は全体的に悪くはないものの、愛犬に最適かどうかは飼い主が重視するポイント次第です。
ピエモンテ ドッグフードは安価だけど安全
安価なフードは「危険」「粗悪」といったイメージが付きまといますが、ピエモンテはその点で健闘しています。
人工保存料や着色料を使用せず、アレルギーに配慮して小麦やとうもろこしも不使用です。価格を抑えながらも最低限の安全性を確保している点は大きな強みです。
ただし、主原料が米であるため、肉食動物である犬にとって必要な動物性タンパク質がやや不足しているのは否めません。
犬の消化器は穀物に完全対応していないため、胃腸の弱い犬や、より多くのタンパク質を必要とする犬には合わない場合もあります。
したがって「安価でも一定の安心感を持って与えられるフード」としての評価はできますが、栄養バランスを突き詰めると他のフードを検討すべきです。
ピエモンテ ドッグフードの販売元の信頼性は

ピエモンテドッグフードは、「ELMO」ブランドを展開しているイタリアの企業です。1963年から操業され、イタリア最大のペットフードメーカーです。
公式サイトでは、原材料の選定や品質管理の方針を明確に掲げており、ペットフード安全法を遵守している点も安心材料です。
特に、製造背景や安全基準を公開している点は、市販の格安フードとの差別化になっています。
ピエモンテの品質は高いレベルありますが、「ELMO」ブランドの最下位グレードという位置づけのため、プレミアムフードと比較すると劣り、強く推せるほどではないという印象です。
ピエモンテ ドッグフードの安全性と原材料へのこだわり
ピエモンテドッグフードは、低価格帯ながらも原材料に消化の悪い「小麦やトウモロコシ」を使わず、犬の消化に配慮したレシピが特徴です。
保存料や着色料を極力抑え、安心して与えられるよう工夫されています。また、タンパク源として肉・魚・野菜を組み合わせることで、栄養バランスにも配慮。
愛犬にとって「食べやすく・続けやすい」フードを目指して設計されている点は、飼い主からも評価されています。低価格でも「原材料の安全性」を重視している点は、大きなメリットといえるでしょう。

ピエモンテ ドッグフードはこんな飼い主におすすめ

ピエモンテドッグフードは、次のような飼い主さんに特におすすめです。
- コストを抑えながら安心できるフードを選びたい方
- 小麦やトウモロコシが不使用のドッグフードを探している方
- 保存料や人工添加物をできるだけ避けたい方
- 多頭飼いで毎月のフード代を節約したい方
- 初めてのドッグフード選びで、無難な商品から試したい方
「とにかく安全で安いものを」というニーズには合致しますが、より高栄養・高品質を求める場合はプレミアムフードの選択肢も検討すると良いでしょう。

ピエモンテ ドッグフード評判から購入する情報

ここからは、実際に購入を検討している方が知っておきたい情報を整理しています。ピエモンテ ドッグフードは3種類の原材料から選べ、それぞれの特徴や原材料の違いを理解することで愛犬に合うかどうかを判断できます。
さらに、Amazonや楽天での価格や入手のしやすさ、そして唯一気になる点として指摘される動物性タンパク質の量についても詳しく解説しました。
この章を読むことで、購入に際しての疑問点がクリアになり、自分の犬に適しているかどうかをしっかり見極められるようになります。
ピエモンテ ドッグフードは3種類

ピエモンテ ドッグフードには「チキン&ライス」「ラム&ライス」「サーモン&ライス」の3種類が用意されています。
いずれも主原料に米を使用しつつ、動物質のタンパク源としてチキン・ラム・サーモンを組み合わせている点が特徴です。
チキンは消化が良く食いつきも比較的安定しやすい万能型。ラムはアレルギーを意識して選ばれるケースが多く、皮膚トラブルのある犬やチキンに敏感な犬に向いています。
サーモンはオメガ3脂肪酸を豊富に含み、皮膚や被毛の健康維持に役立ちます。3種類から選べるため、犬の体質や好みに合わせた調整が可能です。
ただし、いずれも米がベースであるため、肉の割合を重視する飼い主にとっては物足りなさを感じる設計です。
ピエモンテ ドッグフードの原材料と成分

ピエモンテ ドッグフードの成分表を見ると、粗タンパク質25%以上・粗脂肪13%以上・粗繊維3%以下と、数値的には十分にバランスが取れています。
一方で懸念されるのは「原材料の内訳」です。最も多く含まれている穀物は「米」と記載されていますが、その割合はわずか5%にとどまります。そのため、残りの穀物については具体的に記載がなく、不明な穀物が多く含まれている可能性があります。
さらに肉類に関しても、表面上はチキン・ラム・サーモンと表記されていますが、それ以外に「不明な肉類」が混ぜられていることが読み取れます。
加えて、加水分解動物性タンパク、魚、野菜といった具体的な原材料名が明示されていないため、使用されている素材の透明性に欠ける点は否めません。
ピエモンテは価格の安さが魅力ですが、長期的に安心して与えるフードとしては、使用されている穀物や肉類の詳細が不明なことが飼い主にとって不安材料となります。
購入を検討する際には、この点を理解したうえで選択することが大切です。
ピエモンテドッグフードの粒の大きさは2種類

ピエモンテドッグフードには、愛犬の体格や食べやすさに合わせて2種類の粒の大きさがあります。
チキン&ライスは、縦10ミリ・横6ミリ・厚さ5ミリの四角形タイプ。小粒で食べやすいため、小型犬から中型犬までに適しています。
ラム&ライスとサーモン&ライスは、長さ13ミリ・幅10ミリ・厚さ6ミリの三角形タイプ。やや大きめの粒なので、大きめの小型犬から大型犬まで幅広く対応できます。
どちらの粒も硬すぎず、噛み砕きやすい設計です。歯や顎に負担をかけにくいため、日常的な食事として安心して与えることができます。
ピエモンテのAmazonや楽天の価格情報
現在、ピエモンテ ドッグフードは主にAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングで取り扱いがあります。下記の価格は各販売サイトでの価格(送料無料表記)です。
Amazonは他サイトより安価に設定されていることが多い一方、楽天やYahoo!はポイント還元やセールで実質価格が変わる場合があります。
定期購入の有無や在庫状況、ポイント還元を考慮して購入先を選んでください。
| 商品名 内容量3kg | Amazon | 楽天 | Yahoo! ショッピング |
|---|---|---|---|
| ピエモンテ チキン&ライス ![]() | 1,518円 *送料無料 | 2,198円 *送料無料 | 2,198円 *送料無料 |
| ピエモンテ ラム&ライス ![]() | 1,630円 *送料無料 | 2,298円 *送料無料 | 2,498円 *送料無料 |
| ピエモンテ サーモン&ライス ![]() | 1,639円 *送料無料 | 2,498円 *送料無料 | 2,498円 *送料無料 |
※価格は変動する可能性があります。購入時は必ず各販売サイトで最新価格・在庫・ポイント還元を確認してください。
ピエモンテ ドッグフードのデメリットは動物性タンパク質の不足

ピエモンテ ドッグフードの最も大きな弱点は、動物性タンパク質の含有量が少ないことです。主原料が米であるため、必然的に肉や魚の割合が抑えられています。
犬の消化器は肉や魚の消化に適しており、穀物中心の食事は栄養面で不十分になりがちです。実際に口コミでも「便がやや柔らかい」「肉の量が少なく感じる」といった意見が見られます。
もちろん、シニア犬や肥満気味の犬にとっては、穀物主体でカロリーが控えめな設計はプラスに働く場合もあります。しかし、成長期や活発な犬にはエネルギーとタンパク質が不足しやすいため注意が必要です。
つまり「安価で安全ではあるが、栄養の質ではプレミアムフードに劣る」というのが冷静な評価です。

より犬の食事に適したモグワン・ミシュワン
ここまで紹介してきた通り、ピエモンテ ドッグフードは価格面や安全性では一定の評価ができます。
しかし、犬本来の肉食に適した栄養バランスを考えると、モグワンやミシュワンといったプレミアムフードの方が優れています。
モグワンはチキンとサーモンを主原料とし、動物性タンパク質をしっかり確保しながら、穀物を一切使用していません。
ミシュワンは小型犬向けに作られたグルテンフリーフードで、国産素材を使用しながら高タンパク・低脂肪を実現しています。価格はピエモンテより高めですが、愛犬の長期的な健康を考えるならば投資する価値があります。
結論として、ピエモンテは「安価で安全な選択肢」、モグワンやミシュワンは「より理想的な選択肢」と整理できます。
| 動物性タンパク質が豊富なおすすめフード | |
|---|---|
モグワンドッグフード定期1袋 2,728円 初回1袋50%OFF モグワンドッグフード 詳細 | ミシュワンドッグフード定期1袋 2,455円 初回1袋38%OFF ミシュワンドッグフード 詳細 |
ピエモンテ ドッグフードの評判!のまとめ
ピエモンテドッグフードは、比較的低価格帯のフードとしては一定の品質を保ち、穀物不使用や保存料を抑えている点で安心感のある商品です。
口コミでも「食いつきが悪くない」「コスパが良い」との声があり、日常的に与えるフードとして無難な選択といえるでしょう。
しかし、愛犬の健康を長期的に考えるなら、肉を主原料とし栄養バランスに優れた「モグワン」や「ミシュワン」といったプレミアムフードの方がよりおすすめです。コストを抑えるならピエモンテ、健康重視ならモグワン・ミシュワンを検討するのが賢い選び方です。
- 低価格帯では品質は悪くない
- 小麦グルテン不使用で安心感あり
- コスパ重視派からは好評
- 食いつきも一定の評価あり
- 本格的な栄養面では物足りなさも
- 健康重視ならモグワン・ミシュワンがおすすめ





ミシュワンドッグフード
